ついに来た! Macのアップデート(WWDC 2017)
今年もWWDC 2017が開幕しました!
(日本時間 6月5日 2:00AM 〜)
このイベントはAppleの開発者向けカンファレンスで、Macラインナップの発表もありました。
今回は、本日に発表されました、Macbookのラインナップについて紹介したいと思います。
以下が今回アップデートされた主要Macbookラインナップです。
(画像にはありませんが、Macbook AirもCPUが少し変わっています。)
基本的に、ボディなどには変更がなく、マイナーアップデートとなっています。
2016年モデルでは、CPUがIntelの第6世代Coreシリーズ(Skylake)でしたが、第7世代のCoreシリーズ(Kabylake)にアップデートされました。
SkylakeとKabylakeはともに14nmプロセスのCPUであり、設計(アーキテクチャー)もほぼ同じです。変更点は、内蔵GPUのクロック向上や新しい動画コーデック(HEVC)のハードウェア対応などがあり、ゲームのパフォーマンス向上や、動画再生時間の向上がメリットになります。
特に15インチのMacbook Proについては、搭載の外部GPUがRadeon Pro 500シリーズにアップデートされているので、動画編集などではより性能を発揮するでしょう。
しかし、今回の発表で残念な点は、価格です。
12インチのMacbookが¥142,800〜となっており、値下げされた13インチMacbook Pro(TouchBarなし)と同じ価格となっています。
12インチMacbookの方が薄くて軽いとは言え、性能が異なるMacbook Proと同じ価格なのは困る感じですね。
12インチMacbookも$200値下げして欲しいです。
(為替の影響が大きいように感じます。)
今回のラインナップはSSDの速度も向上しているようなので、数年前のモデルから買い替えるのには、向いてるかと思います。
しかし、年末から来年にかけて、Intelの10nmプロセスを採用した新しいCPU(Cannonlake)が市場に出回る可能性があります。こちらは、大きな変更になることが予想されるので、そのCPUが搭載されたMacを待つのも十分ありです。